リチウムイオン電池のシェア 韓国が日本抜く

パソコンや携帯電話に使うリチウムイオン電池の2011年の世界シェア(出荷量ベース)で、韓国勢が初めて日本勢を抜いてトップとなった. 日本勢は円高を受けた価格競争力の低下や、東日本大震災による生産の落ち込みでシェアが低下した. 民間調査会社テクノ・システム・リサーチが5日、発表した. 11年のシェアは韓国メーカーの合計が39.5%、日本メーカーは34.8%. 10年は韓国34.1%に対し、日本40%だった. メーカー別でみると、首位は、10年トップの三洋電機を統合したパナソニックで23.5%(前年比2.3ポイント減). XXIO ゴルフ用品 2位は、わずかの差で23.2%(同3.5ポイント増)の韓国サムスンSDIだった. 次いで韓国LG化学の16.2%(1.8ポイント増)、ソニー8.5%(2.9ポイント減).