朝鮮王朝のかぶと返還要請へ 子孫らが東京

東京国立博物館が所蔵する朝鮮王朝(14~20世紀)の王が身につけたとされる文化財を「返還」するよう、王の子孫である韓国の李源(イ・ウォン)氏(49)らが求めることを決めた. 仏教系の市民団体と協力し、14日、最初の取り組みとして関係文化財の閲覧を認めるよう館長あてに文書を送った. 「返還」を求めるのは、冠やよろい、かぶとなどの武具. 要請書は「重要な文化財が日本に搬出され、博物館に所蔵されていることは韓国人として納得しがたい」と主張している. そのうえで、李氏ら韓国の関係者に対する今年中の閲覧や、来年1月に改修して開館する東京国立博物館の「東洋館」での一般公開を求めた. October 2014 http://denreisecmo.blogdetik.com/2014/12/22/this-is-my-first-title-2/ 文化財の公開を通して日韓両国で関心を高め、「返還」につなげたいと考えているという. 李氏は「民族の根本と自尊心を取り戻すためにも必ず取り戻したい」と話した.